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工法概要


樹木の伐採を最小限にしながら 雪崩・落石を防ぎます
三角フェンスはヨーロッパで雪崩予防工として多用されている三角ネットを用いた防護柵を改良し、雪崩予防工と落石対策工に兼用できる防護柵として開発された工法です。
三角フェンスは、斜面雪圧および落石エネルギーをワイヤーロープで編み上げた三角形のネットで受ける工法であり、三角ネット、支柱、ワイヤーロープ、アンカーによって構成されています。正立三角形と逆三角形のネットを交互に設置し防護柵全体で効率よく衝撃エネルギーを吸収し落石を逃がすことなく捕捉することが可能です。ネットで受けた荷重を引張力としてアンカーに伝達するため頑固な基礎地盤を必要としません。山腹斜面の掘削がほとんど必要ないため樹木の伐採が最小限に抑えられ環境負荷軽減型の工法といえます。
また、ネットを主体とする構造であり背後の景観が透過するため従来型予防柵よりも景観性に優れています。